保育士の働き方

保育士の働き方

保育所を開くためには、法令で定められた数の保育士を集めなくてはいけません。0歳児のクラスでは、子供3人につき保育士が1人、1、2歳児のクラスでは子供6人につき保育士が1人必要になります。3歳児では20人に1人、4、5歳児では30人のクラスを保育士が1人で指導します。 保育所には、保育士が必ずいなくてはいけません。保育士資格の保有者は、そのような理由で保育所で働くことがほとんどですが、中には保育所以外の場所で仕事をする保育士も大勢います。

たとえば、乳幼児が集まる支援センターにも、保育士の仕事はあります。訪れる乳幼児のケアをしたり、親の相談に乗ったりすることがほとんどで、場合によっては行政と提携して虐待を防止したりすることもあります。

共働き家庭の増加によって、需要が増えている学童ですが、ここにも保育士資格保持者へのニーズがみられます。学童で働くためには、放課後児童支援員の資格が必要ですが、保育士資格保持者は研修を履修することでこの資格を得ることができるのです。

在宅での仕事を希望するのであれば、保育士資格を活かしてシッターの仕事をすることもできるでしょう。保育所より融通のきくシッターは、多忙な共働き世帯に大きなニーズがあります。