保育士資格とは
保育士資格とは
近年、待機児童の問題がニュースをにぎわせています。共働き家庭は増加の一方ですが、その子供を預かる保育所の数はまだまだ足りていないからです。子供を預けることができなければ、夫婦のどちらかがキャリアを中断しなければいけません。多くは母親がその立場になりますが、働きたい、あるいは働かざるを得ない女性は年々増え続けています。
では保育所を増やすためには、何が必要なのでしょうか。建物を建てる土地が必要なことは言うまでもありません。しかしそれ以上に不足しているのが、そこで働く保育士だといわれています。子供に適切な保育環境を作るためには、法令で定められた数の保育士を確保することが、絶対的に必要だからです。
保育士の働き方に、問題があることも確かです。一般的にはですが、給料が安いことがほとんどですし、残業や持ち帰りの仕事も少なくないといいます。子供の命を預かる激務の割に、休みが確保できない園もあるようです。
しかし保育士は、子供の成長を見守ることができる、やりがいのある仕事でもあります。社会人や主婦の中には、独学で資格を取るものも多く、この仕事に魅力を感じている人は決して珍しくはありません。
ここでは、保育士の仕事についての詳細や、資格の取り方をご説明してます。また、保育士の働き場所は主には保育所ですが、近年では他の場所で働く資格者も増えています。保育士の働き方の多様性について、関心のある方はぜひご覧ください。