保育士になるには

保育士になるには

保育士免許は国家資格です。都道府県定める教育機関でのカリキュラムを習得するか、資格試験に合格しなければ、保育士になることはできません。よく、保育士試験に独学で合格したという話を耳にしますが、どうすれば資格を取ることができるのでしょうか。

まず、保育士試験の受験資格についてです。大学あるいは専門学校を卒業、卒業見込みの人は、試験を受けることができます。高卒、または中卒の場合は、福祉施設での実務経験が必要となります。 試験は筆記と実技に分かれ、両方の科目で合格点を出さなければいけません。筆記は、保育原理、保育の心理学など、子供の成長に関わることや、社会福祉、家庭福祉など、福祉面出の知識を問われるものがあります。

実技は選択することができます。音楽表現、絵画表現、言語表現の3分野の中からふたつ、得意なものを選んで試験を受けましょう。音楽表現はピアノなどでの弾き語り、言語表現は試験官の前でお話を語って聞かせます。絵画表現はテーマに沿った絵を描くことですが、制限時間があるので、事前に練習しておいた方がよいでしょう。

試験日は年に一回ですが、その年に合格しなくても、合格した科目は複数年持ち越すことが可能です。合格を目指す人は、長期的なプランで勉強に取り組みましょう。